冷蔵庫のドアの縁が濡れる・外気が入っている?…正体は結露防止ヒーターの故障でした
ご相談内容
「冷蔵庫のドアの縁が濡れている。すき間から外の空気が入っているのでは?」というご相談でした。観音開き(フレンチドア)タイプの冷蔵庫で、左右のドアが合わさる真ん中あたりに水滴がつくとのこと。食品をしまう冷蔵庫だけに、濡れは気になるものです。さっそくお伺いして点検しました。
点検してわかった原因
まず疑われるのはドアパッキン(ゴム)の劣化やドアの建付けですが、点検の結果、密閉に問題はありませんでした。原因は、フレンチドアの中央にある「回転仕切り」。左右のドアのすき間をふさぐ、縦に長い部品です。
この回転仕切りには結露防止ヒーターが内蔵されていて、表面をほんのり温めることで、空気中の水分が冷えた仕切りに結露するのを防いでいます。今回はこのヒーター部の不具合で仕切りが冷えたままになり、湿気の多いこの季節、空気中の水分が冷やされて水滴になっていました。つまり「外気が入っていた」のではなく、お部屋の湿気が冷たい部分に結露していたのが正体でした。
行った作業
メーカー純正の回転仕切り(結露防止ヒーター内蔵)一式を取り寄せて交換しました。あわせて、関連するモーター部品も新品に交換。交換後は動作を確認して作業完了です。
結果
部品交換でドアの縁の濡れは解消しました。「外から空気が入っているのでは」というご不安も、原因がはっきりして安心していただけました。フレンチドアタイプで同じ症状にお悩みの方は、一度点検をおすすめします。
「冷蔵庫のドアが濡れる=パッキンの劣化」と思われがちですが、フレンチドアタイプでは今回のように回転仕切りのヒーター故障が原因のこともあります。特に湿度の高い梅雨から夏場は症状が出やすい季節です。水滴を放っておくと床材を傷めたりカビの原因になることもあるので、「なんだか濡れるな」と思ったら早めにご相談ください。日立・パナソニックをはじめ各メーカーの冷蔵庫に対応しています。
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